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栄養管理委員会


安全なブリックゼリーの食べ方
食事介助の仕方
細谷病院栄養管理委員会
令和3年3月15日  作成



栄養課からはこんな形で配膳されます。
通常はこのサイズのスプーンが添えられています。
患者様の口の開き具合や飲み込み方に合わせて
もっとも適したスプーンを選択します。
当院で採用しているのはこの4種類です。
ブリックゼリーは大きな塊で食器に入っています。
スプーンからはみ出さない位の小さな塊にして口に運びます。
決してかき混ぜてドロドロな状態にしないで下さい。
必ず固形で口に運んで下さい。
食事介助の基本に従い、患者様の顎が上がらないように
下の方からスプーンを差し出します。
しっかりと咀嚼(モグモグ) 嚥下(ゴックン)できていますか?
患者様によっては丸のみであったり、口から押し出して来る場合
もありますのでブリックゼリーの大きさを調節して下さい。
極端に口の開き方が小さな患者様には平スプーンを使用します。
平スプーンでの介助も、ゼリーは崩さず薄くスライスしましょう。
食事後は丁寧に口腔ケアを行い、口の中に残渣(残りカス) がないか確認しましょう。


患者様が自力で摂取している場合、かき混ぜてペースト状に
してから召し上がっている場合もあります。
ブロックのままの摂取が望ましいのですが、無理な時は
食べ方や飲み込み方の観察を十分に行ってください。
自力摂取の場合も見守りは大切です。

このマニュアルではブロック状での摂取を推奨していますが
患者様の状態によってはやや崩し気味にしたり、細かな
ブロックにしたりと形状を変えなければならない場合があります。
主治医と相談し形状を決定して下さい。

お疲れ様でした。
患者様の食べる楽しみを支えて下さってありがとうございます。

食事介助に対する不安やお悩みなどありましたら当院へご相談下さい。
細谷病院
tel.018-833-3455